2014年 新年のごあいさつ
毎年の恒例にならって、旧年の振り返りと、新年に向けた宣言をまとめます。
■2014年年頭の認識
たしかに経済については、前政権よりも一般の人たちにとって「よさそうに見える」状況になっていると思う。しかしそれも「見えている」だけだ。株式市場はたしかに活況を呈していて、企業の業績は回復している。しかしその業績の恩恵は、一般には降りてこない。経済成長率は3%程度と良さそうに見える。しかし賃金はマイナス0.3%と減額。2014年にはプラスになるという予想になっているものの、0.3%。成長の恩恵の10分の1しか一般には降りてこないままで、残りの9割は金持ち、資本家のための成長になっている。これが経済が良くなると言うことなら、多くの賃金労働者たる有権者は、自ら選んだ「経済政策の自民党」を通じて、自らの収入を犠牲にして資本家階級に貢いでいることになる。経済面でも、「よくなっている」とはいえないだろう。(→Click!)
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