24th 10月2012

人材育成、あるいは、話をしてみたい、聞いてみたいという企業のみなさまに

by paco

paco@2012年ハロウィン
企業の人材育成担当の皆様、組織開発や組織戦略などに関わっている皆様、そのほか広く、渡辺パコのサービスに関心をお持ちの方と、気軽にお話しすることは、有意義です。

仕事に直結しないようなことや、漠然とした問題意識などでもかまいません。ブレスト的に話をしてみたいといったリクエストでも、遠慮なくご連絡ください。まずダイアローグ(対話)の時間を持ち、そこを出発点に、新しいなにかが生まれれば、とてもエキサイティングです。

お気軽に、以下のフォームから、または、facebookメッセージなどで、お寄せください。相談は無料です。

※写真は2012年@ハロウィン

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17th 9月2012

ロジカルシンキング研修の詳細

by paco

「ロジカルシンキング・セミナー」

ロジカルシンキングの基本から、実際に使えるレベルまで学ぶ、標準コース。リリース以来、たくさんの企業、多くの年齢層の方に受講いただき、リピートも多いカリキュラムである。自分の考えをはっきり伝えることを最終ゴールとし、やや難易度の高い課題を考え抜き、その結果をピラミッドストラクチャで表現することがねらいである。

■ねらい

  1. ピラミッドストラクチャを使って、自分の言いたいことを、明瞭に、詳細に伝える力を身につける。
  2. 問いを立てて答えながら考えると言う基本を学ぶ。
  3. グループでさまざまな人と考えを作り上げる「シナジー」を学ぶ。

■対象

全年齢、全階層
主に:新入社員後期研修、若手中堅社員、アラカルト型研修

■標準仕様

日数:1日(半日×2回も推奨)
人数:6~30名まで
事前課題1:「はじめてのロジカルシンキング」精読
事前課題2:「官業と民間」を読み、ピラミッドストラクチャをつくる。

■カリキュラム

  1. ロジカルシンキングの全体像、ねらい
  2. 因果関係
    • 演習「裁量労働制」→資料を読み、グループワークで因果関係図を作る。
    • 図を使うことで関係がつかみやすくなること、
    • グループワークのスピードが上がること、を学ぶ。
  3. イシュー
    • 演習「熊谷市」
    • イシュー(問い)とメッセージの関係を理解する。
    • 自らさまざまなイシューを立てる。
    • VTRを使ったオーラルコミュニケーションからイシューをとらえる課題に差し替えることも可能。
  4. ピラミッドストラクチャ
    • 事前課題「官業と民間」をグループワークでチェック。相互に指摘し合うマインドと方法を学ぶ。
    • ピラミッドストラクチャの基本構造とチェック方法を学ぶ。
  5. ピラミッドストラクチャ
    • 演習「都心の地下農場」
    • 記事を読み、「広報スタッフ」の立場で、「都心の地下農場」を説明するピラミッドストラクチャをつくる。
    • メッセージになっているものとなっていないもの、説明になっているものといないものを区別できるようになる。
    • グループワークで考えを深めるプロセスを経験する。
  6. 全体のまとめ

ロジカルシンキングセミナー 使用スライドの見本

13th 9月2012

Life Design Dialogue:キャリアデザインと生活設計を同時に考えてみよう

by paco

このサービスは、個人向けのサービスです。企業単位ではなく、個人でお申し込みください。

ライフデザインという切り口で、自分らしい生き方を実現するということはどういうことか、本を書いたり、ワークショップを開いたりしてきました。「その人が真にその人らしくあること」というのが、僕がずっと考えてきたことで、もちろん、自分自身も例外ではないのですが、自分だけでなく、一人でも多くの人が自分らしく、自己決定権を持って生きることができる社会を実現したい、と、高校生ぐらいから考えてきた、それをいま実際にアクションに映しているわけです。

本を書いたり、知恵市場で情報発信をするのは、こういう考え方を広く、浅く、社会に提案する試みで、ワークショップやセミナーは、もう少し狭い範囲の人に、もう少し深く提案する方法で、これをここ数年、やってきたわけです。

ライフデザインとは別に、ロジカルシンキングやクリティカルシンキングという名前で、考える方法を教える仕事もしているのですが、これも、考える力を自分らしい生き方を実現する道具として使ってほしいという願いが基本にあります。

企業内研修にしても、グロービスにしても、論理思考を教えることを「企業や組織を強くする」という目的で考えたことは、実はあまりなく、基本的には僕は「個人をパワーアップしたい」という指向を持っているのです。

そんなこともあって、これまで本を書いたり、ワークショップやセミナーをやってはきたものの、今ひとつ違和感があり、ワークショップをたくさんやろう、という気持ちにはなれませんでした。

そんな気持ちを抱えつつ、ここ1?2年を過ごしてきたのですが、その間、何人かの人と個人的なおつきあいをするうちに、どうやらこういう個人を支援する方が、自分の気持ちに合っている、ということがわかってきたのでした。

2年前のライフデザインワークショップに来てくれた人が、その後も自分の道を進むために活動を続けて、少しずつ前進している姿を見てきました。特にこちらから何か働きかけているわけではないのですが、ときどきメールをくれて、それをきっかけに、こちらから何かアドバイスしたり、会って話をしたりすることで、QOLに向かって半歩、一歩を踏み出した方が何人かいます。僕はそういう人を見て、支援する方が好きなようです。

ということに気がついたこともあり、今年は個人向けのライフデザイン支援サービスを始めることにしました。方法は、以下のようなものをイメージしています。

★ライフデザイン ダイアローグ(対話)by paco

QOLを高めたいために、ライフデザインをきちんと継続的に考えたい方、
個人をpacoがメンターとして支援する、対話型のサービスです。

(1)コーチングと同様に、メール、文字チャット、電話/スカイプ、実際に会って対話、などの方法で、あなたの話を聞き、状況を整理し、アドバイスを行います。

(2)料金は、「お布施」型とします。

標準料金は提示しますが、お金を払うかどうかは、利用者であるあなたの判断にお任せします。「もともと友だちなんだし、お金を払うのはなんだか違和感あるな」という方は、無料でかまいません。「友人/知人であっても自分のために時間をちゃんと使ってほしいから、お金を払った方が気が楽」という方は、料金をお願いします。お金というのは、変幻自在なものです。払うことによって気が楽になることもあるし、払うことが違和感になることもある。だとしたら、払う側の判断に任せようというのが、この企画の趣旨です。あくまでも、あなた自身のライフデザインの加速のために、どちらがいいかという点で判断してください。ちなみに、払う/払わないにかかわらず、僕のアウトプットの質は、変えません。また、払うかどうかで、友だち/お客というようなおつきあいの質を変えることもしません。あくまで、払うかどうかは、あなたの気持ちが、どちらがしっくり来るか、という問題です。また、払う/払わないを途中で毎回変えてもかまいません。

(3)相談形態と料金
→1時間ごとに10,000~0円

※支払い自体が任意なので、時間もアバウトです。料金も目安です。これ以上多くても、少なくてもOK。実施後、役に立ったかどうかを判断してからの後払いでもOK。すべて自己申告で。料金のお支払いは、振込でお願いします。

※いずれの形態の場合も、複数人のグループでの申し込みもOKです。「友人3人で受けたい」ということも可能です。料金もあなたにお任せします。

※くれぐれも勘違いしてほしくないのは、僕がお金を払ってもらうことを求めているのではない、ということです。払う/払わない、どちらが相談をしたいというあなたの気持ちに合っているかで、判断してください。

(4)申し込み

ダイアローグを希望される方は、事前に以下の内容でfacebookメッセージ、eメールをお願いします。

————————————-
to:pc@pcx.cx
subject:ダイアローグ希望(氏名)
本文:氏名
年齢(自己申告)
連絡先(携帯やe-mail)
相談内容(ざっと)
相談の形態
料金の希望/予定
希望の日時(いつごろ、何時ぐらい)
————————————-

具体的なアポイントは、申し込み後、相談しましょう。

(5)ダイアローグのイシュー
たとえば、こんな内容の相談をお受けできます。
・就職/転職/キャリア形成
・起業/ネタ探し/商品プラン
・恋愛/結婚/夫婦の関係
・デュアルライフ
・子育て/子どもの教育
・ロジカルシンキングの方法
・ほか、pacoならできそうなもの

(6)実施条件
申し込みいただいても、pacoの都合で必ずお受けできるとは限りません。時間なども制約があるので、希望に添えない場合は、ご容赦を。またテーマによってお受けできないものもあります。

というわけで、こんなアバウトな条件で、相談をしてみたいという方、ぜひどうぞ。

13th 9月2012

論理思考:アドバンストメニュー

by paco

論理思考をひととおり学んだ方を対象に、アラカルトメニューや、中上級向けのメニューを用意しています。

ロジカルシンキングが学ばれるようになって10年以上たちました。裾野も大きく広がり、僕の研修に限らず、学んだことのある人、本で読んだことのある人、学んだ上司や先輩について鍛えられた人などが多くなっています。企業でも従来から手上げ式でロジカルシンキング研修を実施してきてた結果、主立った社員の受講は一巡したようだというところも出てきました。

こういったニーズをよく聞くようになり、アドバストコースをプロトタイプ的に開発してきたのですが、その中から、汎用性の高いものをいくつかご紹介します。

アドバンストコースの設計には、大きく3つの考え方があります。

  1. レギュラーコースの課題をそのままレベルアップしたもの。因果関係やピラミッドストラクチャをより詳細に実践するケースメソッドの研修。
  2. 実際に業務でつくったドキュメントや課題を持ちよって検討する実践的な研修。
  3. オーラルコミュニケーションなど、テーマを限定した研修。

このような方向感に沿って、以下のようなカリキュラムを用意しています。実際には、コンサルティングを行い、ニーズに合わせて設計することが可能です。

ロジカルシンキングセミナーday2

レギュラーコースのロジカルシンキングセミナーは、2日間仕様もある。2日目には事前課題として実在する「G・I社」の経営戦略を分析してきた上で、それを午後4時間かけてたっぷり深めるコースである。分析とディスカッションを通じて、受講者はキーワード思考から本質を見極める思考に変っていく。因果関係を確認しながら分析を進めると、最後には、一見突飛に見えたビジネスモデルが、精緻に検討され、かつ王道のビジネスモデルであることが理解できるようになる。考えることの深さと、それを通じて得られる「腹落ち」という果実を味わえるコース。

ドキュメンテーション研修

受講者が、自らつくったドキュメントを持ちより、ピラミッドストラクチャと因果関係の観点からドキュメントの論理構成を分析した上で、それを改良し、伝わりやすいドキュメントに改訂して、発表するという一連のプロセスを実践する研修。ロジカルシンキングを学んだ人であっても、実務でドキュメントをつくると論理構成ができていないことが多い。自分のつくったものを検証することで、実践力をつけるできる研修。

問題解決ワークショップ

社内にある実際の問題を持ちよって、全員で検討し、よりよい解決策を立案するワークショップ。問題解決の手法の理解と、解決策の立案を同時に行う。クライアントのニーズによって、「手法の理解」と「よりよい解決策」のいずれに重点を置くかをあらかじめ決めておくことで、焦点がぼけない研修が行える。

仮説設定力研修

ロジカルシンキングで最も重要な概念はなにかといえば、なんと言っても「イシュー」です。考える対象を問いとして定めること。一見簡単そうに見えるイシューですが、実は使いこなしは多いのほかむずかしい。それと同時に、実は指導のほうがむずかしい。結論の適切さを指導するより、問いの適切さを指導することの方がずっと難易度が高い。そのせいもあり、イシューに特化した研修はほとんど行われていないのが実態だ。

さらに、イシューは仮説とほぼイコールだ。考えを深めるために立てたイシュー(疑問)に、自分なりに仮の答えを出してみると、それは仮説になる。仮説思考というのは、イシューを積極的に立てる思考と同義である。本研修では、当初のイシューをさらに小さなイシューに分解する「イシューツリー」の考え方をベースに、つくったイシューに仮説的な答えを出したうえで、仮説を使って、的確な判断を行うというアプローチをじっくり実践する。「仮説」までを扱うため、「本当の結論」は出ないのがこの研修の特徴になるため、納得感が出しにくいのがイシューが研修として成立しない大きな理由のひとつだが、イシューと仮説の意味や使い方を明確にして指導することで、納得感を高めている。

情報収集力研修

 

 

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