21st 9月2012

仮説設定力研修の詳細

by paco

[仮説設定力研修]

ロジカルシンキングで最も重要な概念はなにかといえば、なんと言っても「イシュー」だ。考える対象を問いとして定めること。一見簡単そうに見えるイシューだが、実は使いこなしは多いのほかむずかしい。それと同時に、実は指導のほうがむずかしい。結論の適切さを指導するより、問いの適切さを指導することの方がずっと難易度が高い。そのせいもあり、イシューに特化した研修はほとんど行われていないのが実態だ。

さらに、イシューは仮説とほぼイコールだ。考えを深めるために立てたイシュー(疑問)に、自分なりに仮の答えを出してみると、それは仮説になる。仮説思考というのは、イシューを積極的に立てる思考と同義である。本研修では、当初のイシューをさらに小さなイシューに分解する「イシューツリー」の考え方をベースに、つくったイシューに仮説的な答えを出したうえで、仮説を使って、的確な判断を行うというアプローチをじっくり実践する。「仮説」までを扱うため、「本当の結論」は出ないのがこの研修の特徴になるため、納得感が出しにくいのがイシューが研修として成立しない大きな理由のひとつだが、イシューと仮説の意味や使い方を明確にして指導することで、納得感を高めている。

■ねらい

  1. ピラミッドストラクチャを実際の企画書やメールに応用する方法をつかむ。
  2. 受講者同士、互いにたがいのドキュメントの不備を指摘し合い、よりよいものにするアイディアを提示する方法を学ぶ。
  3. 受講者(社員)同士、知恵を出し合うマインドセットをつくる。

■対象

ロジカルシンキングを何らかの形で学んだ方が対象
全年齢、全階層
主に:若手中堅社員、アラカルト型研修

■標準仕様

日数:1日
人数:6~30名まで
事前課題1:「はじめてのロジカルシンキング」精読
事前課題2:条件に合うドキュメントを都探し、用意する。

■カリキュラム

  1. ロジカルシンキングの全体像、ねらい
  2. ワーク;ドキュメントチェック
    • イシュー→メインメッセージ→キーライン→因果関係
  3. グループワーク:相互コメント
    • メインメッセージ/キーラインの適否/因果関係
  4. ワーク:ドキュメント修正
    • 指摘をもとに、寄りよりドキュメントに修正/作り直し
  5. プレゼンテーション
  6. 全体のまとめ

 

21st 9月2012

ロジカルシンキングセミナーday2 の詳細

by paco

レギュラーコースのロジカルシンキングセミナーは、2日間仕様もある。2日目には事前課題として実在する「G・I社」の経営戦略を分析してきた上で、それを午後4時間かけてたっぷり深めるコースである。分析とディスカッションを通じて、受講者はキーワード思考から本質を見極める思考に変っていく。因果関係を確認しながら分析を進めると、最後には、一見突飛に見えたビジネスモデルが、精緻に検討され、かつ王道のビジネスモデルであることが理解できるようになる。考えることの深さと、それを通じて得られる「腹落ち」という果実を味わえるコース。

■ねらい

  1. ピラミッドストラクチャと因果関係を使って、深く考え抜き、本質をつかむ。
  2. 詳細な分析結果を的確な文章に書いて説明する。
  3. オーラルコミュニケーションのポイントをつかむ。

■対象

ロジカルシンキングを何らかの形で学んだ方が対象
通常はロジカルシンキングセミナーのday2として行うが、単独での開講も可能。
全年齢、全階層
主に:新入社員後期研修、若手中堅社員、アラカルト型研修

■標準仕様

日数:1日
人数:6~30名まで
事前課題1:「はじめてのロジカルシンキング」精読
事前課題2:「ケースG・I社」を読み、経営戦略を説明するピラミッドストラクチャをつくる。

■カリキュラム

  1. ロジカルシンキングの全体像、ねらい
  2. オーラルコミュニケーション
    • 演習「議論のイシューをつかむ」→議論を聞き、リアルタイムでイシューをつかむ。
    • 発言量が多い中、瞬時にイシューをとらえる訓練をする→会議を仕切る必須のスキル。
    • 演習「対立するイシューをつかむ」→ドキュメンタリVTRをみて、議論の対立点をつかむ。
    • 対立を乗り越えるイシューをつかむ。ゼロベース思考のアプローチをつかむ。
  3. ピラミッドストラクチャ上級演習
    • 演習「G.I社」
    • ベンチャー企業の設営にありがちな「スピード経営」「独自のビジネスモデル」などのキーワードから、分析を開始し、因果関係図を書きながら、ビジネスの本当の勝ちパターンをつかむ。
    • 大きなピラミッドストラクチャをグループワークでつくる。
    • つくったピラミッドストラクチャを文章化する。
    • プレゼンテーション。
  4. 全体のまとめ

 

17th 9月2012

ロジカルシンキング研修の詳細

by paco

「ロジカルシンキング・セミナー」

ロジカルシンキングの基本から、実際に使えるレベルまで学ぶ、標準コース。リリース以来、たくさんの企業、多くの年齢層の方に受講いただき、リピートも多いカリキュラムである。自分の考えをはっきり伝えることを最終ゴールとし、やや難易度の高い課題を考え抜き、その結果をピラミッドストラクチャで表現することがねらいである。

■ねらい

  1. ピラミッドストラクチャを使って、自分の言いたいことを、明瞭に、詳細に伝える力を身につける。
  2. 問いを立てて答えながら考えると言う基本を学ぶ。
  3. グループでさまざまな人と考えを作り上げる「シナジー」を学ぶ。

■対象

全年齢、全階層
主に:新入社員後期研修、若手中堅社員、アラカルト型研修

■標準仕様

日数:1日(半日×2回も推奨)
人数:6~30名まで
事前課題1:「はじめてのロジカルシンキング」精読
事前課題2:「官業と民間」を読み、ピラミッドストラクチャをつくる。

■カリキュラム

  1. ロジカルシンキングの全体像、ねらい
  2. 因果関係
    • 演習「裁量労働制」→資料を読み、グループワークで因果関係図を作る。
    • 図を使うことで関係がつかみやすくなること、
    • グループワークのスピードが上がること、を学ぶ。
  3. イシュー
    • 演習「熊谷市」
    • イシュー(問い)とメッセージの関係を理解する。
    • 自らさまざまなイシューを立てる。
    • VTRを使ったオーラルコミュニケーションからイシューをとらえる課題に差し替えることも可能。
  4. ピラミッドストラクチャ
    • 事前課題「官業と民間」をグループワークでチェック。相互に指摘し合うマインドと方法を学ぶ。
    • ピラミッドストラクチャの基本構造とチェック方法を学ぶ。
  5. ピラミッドストラクチャ
    • 演習「都心の地下農場」
    • 記事を読み、「広報スタッフ」の立場で、「都心の地下農場」を説明するピラミッドストラクチャをつくる。
    • メッセージになっているものとなっていないもの、説明になっているものといないものを区別できるようになる。
    • グループワークで考えを深めるプロセスを経験する。
  6. 全体のまとめ

ロジカルシンキングセミナー 使用スライドの見本

17th 9月2012

ロジカル問題解決研修の詳細

by paco

「ロジカル問題解決」

ロジカルシンキングは、大きくコミュニケーション(ピラミッドストラクチャをつかう)と、問題解決に分かれます。問題解決に特化したこの研修では、3つのステップで考える定型的な問題解決のプロセスを学び、基本を押さえることで、問題解決を的確にすると同時に、同じ解決策に至ったとしても、その解決策が最善であることを誰にでもわかる形で説明できることを目的にしています。

■ねらい

  1. 問題解決のベーシックなプロセス(where?→Why?→How?)を徹底的に学ぶ。
  2. イシュー、ロジックツリー、因果関係など、問題解決のツールの使い方を学ぶ。
  3. 特にむずかしいwhere?の設定の仕方をくり返し学び、「いきなりWhy?やHow?の行かない」という思考習慣をつける。

■対象

全年齢、全階層(新入社員には向かない)
主に:若手中堅社員、アラカルト型研修

■標準仕様

日数:1日
人数:6~30名まで
事前課題1:「はじめてのロジカル問題解決」精読
事前課題2:「イシューを書き出す」ワークシート

■カリキュラム

  1. ロジカル問題解決の全体像、ねらい
  2. クイズ:「問題ってなに?」
  3. 課題1:「遅刻が多い」
    • where?を書き出す。where?の意味をつかむ。
    • where?のロジックツリーをつくって明確にする。
    • Why?を問いかけ因果関係をつかむ。
    • How?のロジックつくり、解決策をリストアップする。さらに絞り込みによって、上位3案を選ぶ。
    • 全体をまとめるワークシートを書く。
  4. 課題2:「若手社員の離職が多い」
    • where?
    • Why?
    • How?
    • まとめ
  5. 今後に向けて
    • 使う場面についてイ議論する。
    • 使い方で工夫が飛鳥な点を押さえる。
  6. 全体のまとめ

 

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