ロジカルシンキング・エントリー研修の詳細
「ロジカルシンキング・エントリー」
ロジカルシンキングの入門編。一般的なロジカルシンキングというと、難しそうと敬遠してしまう層を主な対象として開発した。もともと女性事務職向けに開発したカリキュラムだ。企画書のようなまとまったメッセージをつくるというより、日常のコミュニケーションを的確にすることをめざし、特にイシューを的確に捉え、それに答える部分に力を入れている。内容は一見簡単そうに見えるが、実はこれを確実にできるようにするだけで、コミュニケーションが締まりのあるものになり、効果は大きい。
■ねらい
- 問いを立てながら、考え、問いに答えるという、考える基本を徹底的に学ぶ。
- 今一番伝えるべきコト(メインメッセージ)を常に考えながら、自分の言いたいことを伝える。
- ピラミッドストラクチャをつかって、メールなどで言いたいことを理由づけて書く。
■対象
事務職、若年層
主に:入社前内定社員、事務職・現業職、アラカルト型研修
■標準仕様
日数:1日(半日××××××××2回も×推奨)××
×人数:6~30名まで
事前課題:「はじめてのロジカルシンキング」精読
■カリキュラム
- ロジカルシンキングの全体像、ねらい
- イシュー(問い)を立てる
- 演習:「問題ってなに?」
- イシューと答え
- 演習:「問いに答える」
- 問いを理解し、正確に答えているかを、意識邸に行う。
- イシューを分ける
- 演習:「貯金を増やすにはどのようにすればいいか」
- 貯金を増やすという質問を深めるために、いくつかの問いに分けて考える演習。
- 問いにすぐにこたえるのではなく、問いを聞いたら問いを分ける習慣をつける。
- ピラミッドストラクチャ
- ピラミッドストラクチャの仕組み、ピラミッドストラクチャになっているもの、なっていないものを区別する。
- 演習:「私のオススメ」
- 自分が好きなもの(映画やスポットなど)を勧めるピラミッドストラクチャをつくる。
- 総合演習
- 演習:「部内懇親会の勧誘」
- 懇親会にたくさんの人を誘うメッセージをピラミッドストラクチャを使ってつくる。
- まとめ
- 演習:「ロジカルシンキングを仕事でどうつかうか?」
- 演習:「後輩が頼んだ仕事をしない」
- 実務での使い方を考え、アドバイスする。